回線落ちやフリーズ多発。無制限と言っても、やっぱり通信制限があるんじゃないか?詳しく調べた結果、あることがわかりました。THE WiFiはWIMAXや光よりも遅い。実際の通信速度の例、口コミ評価などを紹介します。
THE WiFiの通信速度
項目 | THE WiFi | WIMAX | どんなときもWiFi |
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最高速度 |
150Mbps
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1Gbps
|
150ms
|
上り平均速度 |
9Mbps
|
4Mbps
|
5Mbps
|
下り平均速度 |
9Mbps
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35Mbps
|
10Mbps
|
平均Ping |
50ms
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69ms
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75ms
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◆東京都町田市でのテスト結果
アップロード 10Mbps
ダウンロード 3Mbps
◆東京都葛飾区でのテスト結果
アップロード 19Mbps
ダウンロード 7Mbps
◆神奈川県横浜市でのテスト結果
アップロード 13Mbps
ダウンロード 16Mbps
◆大阪府大阪市でのテスト結果
アップロード 0.1Mbps
ダウンロード 4Mbps
◆大阪柏原市でのテスト結果
アップロード 14Mbps
ダウンロード 23Mbps
◆埼玉県でのテスト結果
アップロード 1.3Mbps
ダウンロード 0.9Mbps
◆愛知県名古屋市でのテスト結果
アップロード 11Mbps
ダウンロード 40Mbps
◆和歌山県でのテスト結果
アップロード 0.6Mbps
ダウンロード 12Mbps
固定、モバイル回線比較一覧表
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名称 | 実勢速度 | 平均速度 | Ping値 |
固定回線系
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NURO光 | 50~950Mbps | 約250Mbps | 10~50ms |
auひかり | 5~400Mbps | 約200Mbps | 20~50ms |
ドコモ光 | 5~500Mbps | 約150Mbps | 20~50ms |
フレッツ光系 (混雑) |
1~10Mbps | 約1Mbps | 100~200ms |
CATV | 10~100Mbps | 約100Mbps | 30~100ms |
ADSL | 5~30Mbps | 約15Mbps | 50~100ms |
Softbank Air |
3~50Mbps | 約20Mbps | 50~150ms |
モバイル系
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WIMAX | 5~100Mbps | 約30Mbps | 40~90ms |
WIMAX (高速化済) |
50~300Mbps | 約50Mbps | 30~50ms |
どんなときも Wi-Fi |
10~30Mbps | 約20Mbps | 50~100ms |
格安SIM | 5~40Mbps | 約20Mbps | 60~100ms |
※5G、10Gプランはのぞく
※ADSLはサービス終了予定
◆Ping値とは
応答速度のこと!
20ms以下=速い
20~50ms=やや速い
50~100ms=やや遅い
口コミの例
#THEWiFi 連日5GB使う前からこんな速度です。
使用中のインターネットの速度は: 290Kbps. お使いのインターネットの速度はどのくらいですか? https://t.co/OnmoTaXUSO
— MOS (@56Mow) April 26, 2020






THE Wi-Fiを早くする方法とは?
- 他の回線に乗り換え
- 通信する場所を変える
- 通信時間帯を変える
- 夜間は避ける
- ルーターを再起動
- ルーターとPC、スマホを近づける
- Wi-Fi中継機を使う
- DNS設定変更
THE WiFiの運営元がトラブルが出てたりすると、設定変更では解決できません。自分ではどうしようもない。どうにもできないなら、ネット回線じたいを他にすれば解決です。
プロバイダ側、クラウドSIMの運営元などといくつか原因が考えられます。THE WiFiは新しいサービスなので安定感がないのです。
ドコモ光だと混雑回避や高速な最新ルーターがもらえる。やっぱり固定回線が早い!ドコモ光は平均50~300Mbpsは出るので自宅専用におすすめです。

読んでおきたい記事リンク
遅い理由
- サービス事業者のトラブル
- 自分の地域が混雑
- もともとサービスエリア外
- 特定エリアだけ遅い
- 端末のスペック低い
THE WiFiは実際には最高で50Mbps前後です。遅くなると0.1Mbpsもある。これだとネットも見られないし、メールやLINEも遅くなってしまう。
解決したいなら通信乗り換えです。
端末のスペックが低い
THE WiFiは端末が一種類。このU2sは最大でも150Mbpsしか出ないのです。WIMAXだと1Gbpsだから10分の1以下ですね。実行速度でも影響してきます。THE WiFiで50Mbps以上出たという人はほとんどいない。
THE WiFiは無制限が特徴でした。しかし実際は「上限はあるけど、実際には上限までいかないはずだから無制限」という意味だったのです。
その上限が1日5GBです。まさか1日で5GBも通信しないと、運営元や提供事業者は思っていたわけです。無制限に近いくらい大容量通信ができる。それをTHE WiFiでは無制限で使い放題と言ってしまっているから問題なのです。
クラウドSIMはもともと遅い
あっそう。通信制限してない、へえー
予想通りの答えだな。「通信速度は常に変動する」つってるけど5GB超えたら1Mbpsから変動しないだろ。変動しろよ。#thewifi pic.twitter.com/oAbKwi0qHo
— rasa (@rasaa2020) April 23, 2020
クラウドSIMサービスのメリットは、国内海外でも使えることと、通信容量を多く使えることです。でもスマホの回線やWIMAXよりは遅い。スマホの回線でも実測で10~50Mbpsは出ます。高速なスマホだと100~300Mbps。
THE WiFiはそれよりも遅いことがわかります。例えば光回線で最高1Gbpsでも実測では500~700Mbpsが上限。つまり、理論上の最高速度より早いことは絶対にないのです。
だからTHE WiFiの最高速度は150Mbps。実際はもっと遅いことはわかっています。WIMAXでも最高1Gbpsで実測では10分の1以下。THE WiFiが10Mbps以下になっても不思議ではないのです。
特定の地域が遅い
ネットワークはいくつか経路を通ります。例えば、道路を思い浮かべてください。特定の道路が混んでいたり、止まってしまうと迂回しないといけなくなる。
モバイルルーターでも、地域限定で遅かったり通信障害が出ることがあります。THE WiFiが悪いかというと、エリア全体で遅かったり一部のマンションや建物が遅いということもあるのです。
例えば大阪が遅い。九州地区や関西地区では通信の不満も多いのです。それには根拠があって、多くのユーザーの意見やトラブル事例があったからです。
無線のモバイルルーターの限界
自宅にケーブルを引いてくる回線だと、最高速度に近い通信速度が出せます。モバイルルーターやスマートフォンの通信では10分の1以下になることも多いのです。
THE WiFiはもともと無線なので、通信の損失やロスなども出てきます。不安定で早かったり遅かったり。無線は電波状況しだい。口コミでも1Mbps以下という意見がたくさんありました。
これが光回線になると安定しやすいものです。遅かったとしても10~100Mbps。これならWEB閲覧や動画やゲームもじゅうぶんできますね。
→おすすめはドコモ光
まとめ
THE WiFiは通信速度よりも縛り無しが特徴です。3日間10GB制限がないということでしたが、1日5GB制限があるとも言われています。公式発表では1日5GB制限はないと言いますが、本当に無制限かはわからないのです。
無線のモバイルルーターよりは固定の光回線が速い。自宅でしかネットしない。賃貸でもすでに光回線が引いてあることも。遅いストレスよりは、速くて安定的な光!
ドコモ光は工事がいらなくて、共同住宅でも使えるところが多いものです。モバイルルーターは遅いのでひかりにすると高速になります。