なんでゲームできない?動画が切れるのはなぜ?理由があります。そこがわかれば電話もしない!使ってみてわかったこと。ここが原因だ!

かんたんな解決法
原因 理由はなに?
つながらない理由の例
- そもそも対応エリア外
- 置き場所が悪い
- 雨や曇り 台風など天候状況
- 電波障害 飛行物等
- 15階以上の高層階に住んでいる
- 標高が高い
- 電子レンジが近い
- Wi-Fi端末が近い
- 他の電波発生機器と近い
- 端末の不具合
- デバイスが古い
- アップデートをしていない
一番の理由はエリア。対応エリアに入っているかを確認していなかったことです。もちろんエリア内でも設置場所が電波の届きにくい立地にあったり、端末の置き場所と配置で通信環境は大きく変わります。置き場所を変えただけでも「数倍も速度が違う!」という驚きの結果もあります。
携帯電話、WIMAXの電波は40m以上の高層階になると繋がりにくくなります。住宅によってはすでに対策されていて、アンテナを設置されていることもあるのです。WIMAXならUQかKDDIに相談してみることもできます。
旧型機種の端末が古いと速度が出ない。しかも古い通信規格はサポート終了も!現行はWIMAX2+ですが、旧型のWIMAXではサービス終了が決まっています。機種変更か他のブロードバンドに乗り換えしましょう。
私が経験した例では、ノートパソコンに付属していた通信デバイスが古かったことで遅くなってました。これはデバイスドライバのアップデートで解決したんです。このように原因は複数あるので、いくつか方法を試して解決策を探します。
解決策とは
本体端末の置き場所を変える
窓際がベスト
上の写真のように、窓際に通信端末を置くのが一番電波が入りやすいのです。床下より高い位置に吊り下げると電波は入りやすいものです。床下はアンテナ1ですが、吊り下げるとアンテナ3本でした。ただ落下での故障には要注意。電波は離れるほど弱くなり、速度も遅くなります。モバイルルーターだけでも窓の近くに置きます。電源はタップや延長コードなどで給電しましょう。
パラボラアンテナ
パラボラアンテナは電波を集中するものです。電波が金属に反射するので受信しやすくなります。最善の方法は金属製のお椀の中心部に端末を置くこと。写真では金ダライに置いただけという簡易な方法をとってます。理想的な形は衛星放送用のアンテナのようにベランダに設置すること。ただWi-Fiルーター端末は雨に濡れると故障します。
アルミホイルで巻く
電波を反射させて感度アップ。これはWi-Fiルーターではなくて、受信機側にアルミホイルを巻くこと。送信機に巻いてしまうと電波が遮られて逆効果。受信機になる端末の周りに、ダンボールにアルミ箔を巻きつけてセットします。これだけでもWi-Fiの無線電波はつながりやすくなる。


使用端末の置き場所を変える
一言で言うと、スマホ(PC)とWi-Fiルーターを近づけること!
実験例
実験の詳細
・地点A
Wi-Fiルーター端末を置いた位置。
・地点B
使用するスマートフォンを置いた位置。
・地点C
試験としてスマートフォンを置いた位置。
地点AにWi-Fiルーター(WIMAX)端末を置いたとき、「バリ3」でアンテナが三本たってました。地点BはWi-Fiルーターとパソコンの距離が近くて遮蔽物がないです。電波状況はマル。スピード計測結果は以下のように下りで49.75Mbpsでした。
距離が近いときの速度結果
Wi-Fiルーター端末のすぐ近くでスマートフォンを使ったとき、53.52Mbpsの速度結果でした。このように距離が近いときほど高速通信できることがわかりますね。
別の部屋で計測
地点Cではダウンロードが6.79Mbpsにまで落ちました。これは距離が遠くて離れた部屋で使ったときです。壁がジャマなのでWi-Fiの電波が届きにくい。Wi-Fiのアンテナマークは一本しか立ってませんでした。アンテナマークは参考になるのでディスプレイを確認しましょう。
アンテナマークを確認
3本立っていると電波がよく届いている。2本、1本だと電波が悪い位置です。Wi-Fiでも同じようにアンテナマークが表示されています。
混雑を避ける
WIMAX、光回線、NURO光、Y!mobileでも周囲に同じ回線を使う人が増えると遅くなるものです。ひどいときにはつながらなくなる。利用者が多いWIMAXや光回線では混雑する時間帯(夜8時~12時)に通信しづらくなります。
人混みを避けるだけでもつながりやすくて通信速度が上がります。駅や電車や地下鉄でつながりにくいのも、人が混雑するからなのです。通信する場所を離すと解決になるでしょう。
住宅の回線では移動ができません。集合住宅だと、CATVのインターネットや光回線で同じ回線を同時に使用するので特に遅い例もあります。
利用者が少ない「どんなときもWi-Fi」などの回線に乗り換える方法もあります。モバイルルーターは2年契約が基本で、25ヶ月目では解約料が0円。乗り換える時期にはピッタリなのです。


再起動
Wi-Fiルーターの本体は定期的に電源を入れ直すとよいです。通信のエラーやファームウェアのトラブルなど不安定になるからです。つながらないとき、速度が出ないとき、接続ポイントが切り替わることがあります。
最低でも月に1~3回は再起動するとよいでしょう。これはスマートフォンやタブレット、パソコンでも同じことです。起動したままでは機器やアプリが使用できない事も出ます。再起動するだけで不具合が改善する例もたくさんあるのです。
携帯電話やスマートフォンを起動したまま。たまには電源を落としたり、アップデート作業が必要なことも。アクセスポイントが変わることで通信環境が変わります。極端に通信が多いアクセスポイントだと、遅くなったり通信がまったくできないという事例も出るからです。


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熱対策
機械は熱に弱い。特にパソコンやOA機器は繊細なので、衝撃や過剰な熱や湿気に弱いものです。精密機械は光回線のモデム、ルーターでもパソコン本体でも同じなのです。放熱対策ができていないと、寿命も縮んで通信速度にも影響してきます。
窓際にwi-fiルーターを置いているなら、直射日光に当たらないような工夫が必要です。覆いをかけたり、配置を見直すのが解決策。エアコンや扇風機などで熱が上がりすぎないようにしましょう。


5GHzを使用
Wi-Fiの電波は基本的に2.4GHzを使用しています。これは他の無線機器でも使用しているため、混信してつながりにくくなるのです。端末の通信チャンネルを切り替えて、5GHzにするとつながって速度が速くなる例もあります。
電波の通り道に電子レンジやBlueToothなど他の電波を出す機器があると、繋がりにくいです。そんなときは5Ghzにすると改善されることがあります。
もちろん使用する端末が5GHzに対応していることが条件です。ゲーム機や旧型のガラケー、スマホだと5GHzに対応していないので使えないのです。


アップデート
デバイスドライバの更新
パソコンやタブレットでは通信用のデバイスがあります。これが不具合があると通信が不安定になったり速度が遅いことも。私が実際に起きた例では、付属の「インテルR Dual Band Wireless-AC 3165」というWifi通信用のデバイスが問題があったようでした。
アップデート前は4.6Mbpsだったのが、更新後には22Mbpsに!
Windows10などOSアップデート後などはドライバも更新が必要になるんです。スマートフォンではOSアップデートはしないほうがいいという例もありますから、慎重に更新していくといいでしょう。
ファームウェアのアップデート
Wi-Fiルーター本体のファームウェアは定期的に更新されていきます。不具合の修正などがあるため「自動アップデート」か「手動アップデート」をすることです。速度やつながりやすさが変わることもあります。
HuaweiのWシリーズ(W06、W05、W03等)ではディスプレイ上からタッチ操作します。手動で更新して再起動するとつながったという例もあります。


Wi-Fi中継機を買う
Wi-Fi中継機とは、モバイルルーターの電波を補うものです。コンセントに差し込む電源式の小型機器です。アイ・オー・データやBUFFALOやELECOMなどの製品があります。
こんな人におすすめ
- 屋内使用したい
- 広い部屋に住んでいる
- 家族など複数で使っている
- 電波が悪すぎてつながらない
Wi-Fi中継機の価格は2,000円~5,000円前後。アンテナマークが1本、2本しか立たない住宅で使うものです。「速くなる」「速度アップ」というのは、電波が悪いときだけ。
私が実際に購入してみた感想では、屋内で無線ネットするなら効果的だなと思いましたね。電波の届かない場所にサポートしてくれます。


Wi-Fi機器を離す
電子レンジを使うとつながらないのは有名な話。他にも無線を使うような機器があると、Y!mobileやWIMAXが一時的に接続できないほどの電波障害も出ます。
電波干渉する機器の例
- 電子レンジ
- ゲーム機
- 無線マウスキーボード
- Bluetooth
- IHクッキングヒーター
- コードレス電話
- 他Wi-Fi接続する機器
コードレス電話の音が聞こえないというのも電波干渉が原因のひとつ。モバイルルーターの電波は、PCとスマホとゲーム機を近いところで使うと繋がりにくくなるものです。
強力な電磁波を出すのが電子レンジ。周囲ではスマホやポケットWi-Fiなどを置かないように配置しましょう。原因は他の家電製品だったという例もあります。
ブラウザキャッシュ削除
ネットをしていると「キャッシュ(履歴)」が増えていきます。この中には古い設定項目もあるので、消去すると異常が治る例もあるのです。本来はブラウザの高速化手段ですから、月に1度くらいを目安にキャッシュクリアすると良いでしょう。
クリア方法はブラウザにもよります。AndroidスマートフォンのChromeブラウザなら「履歴」→「閲覧履歴データを削除」→「閲覧履歴、キャッシュされた画像とファイルとチェック」→「データを削除」。
スマホChromeの履歴削除
パソコンChromeの履歴削除
「履歴」→「履歴」→「閲覧履歴データを削除」→「閲覧履歴、キャッシュされた画像とファイルとチェック」→「データを削除」。これで不要なファイルが消えました。ネットサーフィンが高速化されて快適性が上がります。
WIMAXやソフトバンクAirなどモバイルルーターだけが問題とは限らないのです。使う端末に異常がないか、チェックしてみましょう。
ケーブル買い替え
USBやLANケーブルが古いと通信が遅くなることもあります。古いタイプで「10BASE-T」だと伝送速度は10Mbps。WIMAXの通信速度は最大で数百Mbps。遅い理由はケーブルにあるかもしれません。ケーブルが断線していたり、古くて経年劣化していると遅くなります。
有線LAN接続時ではEthernetの規格も重要ポイントです。現在では1Gbpsを超える「1000BASE-T」が主流になろうとしています。100Mbpsの「100BASE-T」は通信速度100Mbpsですから必要じゅうぶんな性能を持っています。パソコンがこのEthernet規格に対応していないと予想より遅いことがあります。
無線Wi-Fi接続のときでも、給電用のケーブルが断線したらつながらないどころか使えません。USB接続をするときには、USBの規格が2.0かUSB3.0に対応していることを確認しましょう。古いパソコンだと対応していなくて、頭打ちになっていることがあります。新しいパソコンに買い換えると通信速度から、ハードディスクの応答速度まで速くなります。
機種変更する
昔契約したポケットWi-Fi、WIMAX、ADSL、光回線・・・。古くなった機械はだんだんと経年劣化して性能が落ちてきます。バッテリーが消耗してモバイル向きではなくなる。熱や湿気などで電子部品も傷んできます。誤作動が多くなり、不安定になったら寿命なのです。
最新機種が性能が良いので、買い替えしただけでもつながりやすくて速度が上がったという例もあります。ビームフォーミングなど、屋内で電波が入りやすい機能がついているからです。最大受信速度が数百Mbpsからギガクラスで性能が大幅に上がっています。
有線LANでも昔は10Mbpsまででした。今は100、1000と性能が上がっているのです。無線接続でも機種変更してモデムルーターを変えたら繋がりにくさも解消して快適なネットサーフィンに。
モバイルルーターの寿命は5年から10年ほどと言われます。2年ぐらいでバッテリー消耗が速くなりますがまだ使える。WIMAXやY!mobileも2年契約が基本で、それ以降は解約料を請求されます。つまり2年で契約満了したときに端末変更するのが賢いプランなのです。
ぶつけたり、水で濡らしたり、落としたり・・・。衝撃で故障しやすくなります。壊れる前に機種変更すればストレスフリーでVODやYoutubeが見放題。
読んでおきたい記事リンク
まとめ
「接続エリアなのにつながらない!」という人。置き場所やWi-Fi中継機で解決するかもしれません。
再起動や熱問題やキャッシュクリアでは解決しないことも。無線通信のため、位置関係が最重要なのです。
古い旧型のWiMAXを使っているなら、WIMAX2+に乗り換えることをおすすめします。そもそもサービス終了してしまうからです。CATVや光回線は集合住宅だと使えない例も。NURO光が最速と言いますが、モバイルルーターは工事不要でかんたんなのがメリットです。